- 夕陽の匂いのする丘で -
海風にのせた絵葉書がこの町に届く
あの日、突然飛び出した夜汽車に飛び乗って
こおばしい匂いの風景
海の見える丘の上で君の帰りを
待っているよ初めてお帰りを言う為に
そよ風に
ラララ、夕焼けに君と僕のくちぶえ
伸ばした君の手を握ったその瞬間に
一面に広がる花畑と涙がこぼれた
爪の先から零れ落ちる夕立の中
暖かい黄昏
さよならがまた聞こえる
紺碧の海、カナリア
幾つもの足跡 たどり着きたい
抱き寄せてしまえば良かったの
ラララ、暮れなずむ丘で染まっていく唇
もう離しはしない君を
運命が遠ざけるサヨナラ
ラララ、夕焼けに君と僕のくちぶえ
伸ばした君の手を握ったその瞬間に一面に広がる花畑と涙がこぼれた
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