ひと時の幸せは
すぐに失うための喜びで
君はあのままの微笑で
僕に明かりをくれたんだ
微かに音をたてた
銀色のプレゼントは
ネジを巻くだけの
ささやかな時をくれた
水溜りの中に写った
寂しげなその顔がまだ
目をつぶるとたまに浮かんだ
そしたら僕は夢浮かべた
あの頃の微笑みは
今も鮮やかにそう照らされて
君はありのままを
僕にも確かに教えてくれた
静かに音は揺れた
まなざしもその日差しも
このまま止まればいい
幸せな時のままで
微かに音をたてたまま
銀色のプレゼントは
ネジを巻くだけの
ささやかな時をくれた
幸せな時のままで